【池袋 美容皮膚科】カロンクリニックコラム

Column

毛細血管拡張症とは?

皮膚疾患について

赤ら顔や酒さと同じように、お顔の赤みで悩まれる症状の一つ、毛細血管拡張症

赤みや症状が強くなってくると、メイクでも隠しにくく、メイクの刺激で悪化してしまうこともあるため女性にはとてもつらいお肌の病気です。

毛細血管拡張症の原因は何か、気をつけることは何か、情報を知っておきましょう。

毛細血管拡張症の原因は?

毛細血管拡張症は、動脈と静脈をつなぐ毛細血管が、いろいろな原因で広がったまま元に戻らなくなった状態のことを言います。

毛細血管は本来真皮層の浅い部分にあり、通常は表面には見えないのですが、戻らなくなった毛細血管はお肌の表面に赤く見えてしまいます。

毛細血管が拡張してしまう日常の生活での原因は、寒暖差や香辛料などの刺激物、アルコールなどを摂取した時に起こります。

また、女性ホルモンの影響によって毛細血管が拡張してしまうこともあり、女性に多いお肌の疾患とされています。

また、妊娠や出産などの、女性ホルモンに変化が起きやすいときに毛細血管への影響が大きいとされています。

その他に、毛細血管拡張症は遺伝で起きてしまうということも言われています。

毛細血管拡張症は主に4種類あり、「クモ状型」「線状型」「樹枝状型」「丘疹型」と呼ばれます。

「クモ状型」は中心の血管から広がるクモの巣のような形のことを指します。

「線状型」は皮膚から透けた血管が枝分かれなく単線状で、盛り上がりなどが見られないものをいいます。

「樹枝状型」は線状型にとても似ていますが、クモ状型までいかない程度の枝わかれのある毛細血管の状態を言います。

「丘疹型」は毛細血管の拡張が隆起してしまう状態のことを言います。

毛細血管拡張症が悪化しないように気をつけること

1. 刺激物の摂取

辛い物や、香辛料、コーヒー、アルコール類など、刺激物の飲食はなるべく控えましょう。

飲食後に赤みが強くなることが多く見られ、刺激物の摂取は体内からの刺激となり、毛細血管拡張症が悪化してしまいます。

2. 肌に摩擦などの強い刺激を与えること

熱いお湯につかる、洗顔時にこする、鼻をよくかむなど、お肌に摩擦を与えるのはNGです。

こういった刺激に気をつけることと、常に保湿をすることが大切になります。

熱いお湯を使っての洗顔、強い力でこすって洗顔してしまい起きる摩擦で、油分を摂りすぎることで乾燥を招きます。

乾燥してしまうとお肌のバリア機能が低下してしまうので要注意です。

3. 紫外線

紫外線はどんなお肌トラブルにも大敵な自然的要因です。

外出時はUV対策を必ず行い、帽子や日傘を着用した方が良いです。

紫外線はお肌の真皮層まで刺激を与えてしまうため、毛細血管拡張症が悪化するだけでなく様々なトラブルを引き寄せてしまいます。

4. 化粧品

アルコールには血管を拡張する働きがあるため、スキンケアに使用する化粧品はアルコール成分が含まれないものを選んでください。

ケアは何をすればいい?

残念ながら血管拡張症は自然に治らないと言われています。

自己ケアでは誤った方法を選んでしまい悪化させる可能性もあり得ますので、専門的な皮膚科や、美容クリニックへのご相談、受診されるのがおすすめです。

光の熱を皮膚に照射して刺激を与えるフォトフェイシャルの施術やレーザービームの施術で治療が一般的です。

毛細血管拡張症の治療法は?

毛細血管拡張症は、フォトフェイシャル治療やレーザートーニングロングパルスYAGレーザーなどの治療が適しています。

毛細血管拡張症には大きく2種類あり、血管は見えないが全体的に赤ら顔になっているタイプと、細かな血管が1本1本見えているタイプの2つです。

全体的に赤ら顔になっているタイプはSteller M22などのフォトフェイシャルで500mm程度の光を照射し、回数を重ねることで治療が可能です。

細かな血管が1本1本見えているタイプは、見えている血管に沿ってレーザートーニングや、ロングパルスYAGレーザーを照射して治療をすすめます。

毛細血管へ複数回照射すると火傷のような状態になってしまうことがあるため、1回の施術では1度血管をなぞっての照射となり、次回の照射も時間をあけて行います。

毛細血管拡張症の治療で使用するStellerM22やレーザートーニング、ロングパルスYAGレーザーは毛細血管拡張症だけでなくシミやお肌のハリ、ツヤ改善、くすみなどの改善も期待できるため、赤ら顔の治療と併せて様々な肌悩みを改善することができます。

カロンクリニックで受けられる施術

カロンクリニックでは毛細血管拡張症にお悩みの方向けに、Steller M22レーザートーニングロングパルスYAGレーザーなどの美容施術が受けられます。

1度の施術では照射時間などが限られるため、1回では完治することは難しいため、担当医と相談して施術回数と施術間隔を決めるのがおすすめです。

施術後は、摩擦や刺激などで毛細血管拡張症の症状が悪化する可能性があることと、アルコール入りのスキンケア商品でも赤みが増すことがありますので優しく、保湿を徹底してお肌を守りましょう。

1週間程度内出血などの副作用が出る可能性もありますが、正しく治療を重ねれば完治と言えるほどの治療ができますので相談して治療を続けることが大切です。



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