10代の成長期に活発になる皮脂の分泌が毛穴をつまり、炎症を起こしてできるのが思春期ニキビです。
多感な時期にとても気になるニキビ、できないように気をつけること、もしできてしまっても、悪化させないよう、原因やケア方法を知っておきましょう。
思春期ニキビの原因は?
ホルモンバランスが急激に変化することで、皮脂の分泌が多くなり起こってしまいます。
大人ニキビは頬から口の周り、あごから頬にかけての顔下半分のUゾーンにできやすいのに対し、思春期ニキビはおでこから鼻、あごにかけてのTゾーンにできやすい傾向にあります。
思春期ニキビができないように気をつけること
1.朝晩の洗顔
分泌される皮脂量が多いため、朝起きた時と、夜寝る前の洗顔は欠かさずに行い、常に清潔に保ちましょう。
余分な皮脂を洗い流した清潔な肌は保湿するのを忘れずに。
乾燥したお肌はバリア機能が低下してしまいます。
2. 顔周りに触れるものを清潔に
バスタオル、フェイスタオル、枕カバーなど毎日顔に触れるものを見直してみてください。
使いまわされているようであれば、使用したらお洗濯するなどして毎日清潔に保ちましょう。
顔には常在菌と言って様々な菌がいて、増えすぎたり、条件が悪いと肌トラブルの原因になったり、タオルなどについて増殖してしまうとニキビを悪化させる原因になるため、お顔に触れるものは特に注意しましょう。
また、ニキビが気になるときは髪の毛も刺激になってしまうため、なるべくお顔周りに触れないようにまとめるなど工夫すると良いでしょう。
3. 質の良い睡眠をとる
なるべく夜更かしはせず、睡眠時間をたっぷりととりましょう。
寝不足が続くと、自律神経が乱れる原因となるため、お肌のターンオーバー周期が乱れニキビができやすくなってしまいます。
夜更かしせず、睡眠をとることと、寝る前にゲームやスマートフォンから発せられるブルーライトを浴びるのを避け、深い眠りにつけるような努力も考慮しましょう。
4. バランスが良く、脂質を控えた食事を
肌の生まれ変わりを促進するビタミン類を特に意識して摂り、成長期で多くなる皮脂の分泌がさらに多くなってしまう脂質や糖質の摂りすぎには注意しましょう。
脂質の代謝を正常化してくれるビタミンB2を含む、たまごやレバー、肌機能を高めてくれるビタミンCを含む野菜や果物を食生活に積極的に取り入れるのがおすすめです。
ケアは何をすればいい?
思春期ニキビができてしまったら、とにかく悪化させないよう、いつも清潔に、そして保湿を忘れないようにしましょう。
食生活や睡眠も気をつけるのはもちろんですが、万が一悪化してしまった場合は、美容クリニックなどで診療を受けることも大切です。
外用の抗菌薬エビアックスローション、重症のニキビに治療が勧められるイソトレチノインの内服なども相談できます。
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