何もしていないのに赤ら顔でメイクでも隠すことができない、とても深刻な肌トラブルの一つです。
悪化してしまうと赤ら顔だけでは済まず、首などにもでたり、しこりのような皮膚の盛り上がりまでできてしまい、団子鼻と呼ばれる状態にまでなってしまうことも…
ケア方法や治療方法を情報として詳しく知っておきましょう。
酒さの原因は?
まだ明確な原因が明らかとなっていない酒さ。
初期は鼻や眉間、頬などの皮膚が赤くなり、毛細血管が透けて見えるのが特徴です。
症状が進んでくると、ニキビのような皮膚の盛り上がりやしこりのようなものができるようになり毛細血管がさらにはっきりと見えるようになり、赤みも強くなってきてしまいます。
刺激物を食べた時や飲酒をしたときにさらに症状が出やすくなる場合が見られ、比較的女性に多く見られています。
また、寒暖差のある場所に行ったときや、紫外線に当たってしまったときに悪化するとされています。
はっきりとはわかっていませんが、遺伝で起こりやすい、またお肌の常在菌の影響によるものということも考えられています。
酒さができないように気をつけること
お肌を清潔に保つことが重要になります。
ですが、お肌を擦りすぎたりと刺激を与えるのはNGとなりますので洗顔料をたっぷり泡立ててなるべく優しく洗うことが大切です。
紫外線による刺激が最も良くないと言われていますので紫外線対策は万全に行います。
日傘や帽子、UVケアを取り入れてこまめな塗り直しも忘れずに行いましょう。
酒さの気がある方は、飲酒や刺激物の摂取も控えましょう。
辛い物や香辛料の効きすぎたお料理などは酒さを引き起こしたり、悪化させる原因となってしまいます。
酒さは敏感な肌の状態にもありますので、近年ではマスクでの肌の擦れも注意したいポイントで、触れる部分は肌に優しいものを選ぶと良いでしょう。
ケアは何をすればいい?
酒さの症状がはっきりと表れてきてしまったら、自然完治は難しいとされているため、病院や美容クリニックでの治療が望ましいと言われます。。
ダーマペンというお肌に微細な穴をあけてお肌の生まれ変わりを促す治療法や、Stellar M22というフォトフェイシャル機器で光照射を行う治療や、内服薬、外用薬など状態にあった治療法があります。
こうした治療を受けながら、ご自身でも紫外線などの刺激を与えないよう気をつけ、常に肌を清潔に保つことが大切です。
香辛料やアルコール類などを極力避けるなど食生活にも気を配りましょう。
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