脂漏性皮膚炎とは？

肌が脂っぽく、炎症が起きてしまい、ひどくなるとそして皮膚片が剥がれ落ちるようになってしまう…

脂漏性皮膚炎がひどくなってしまうとお化粧すらできないことも。

どんな原因で起きてしまうのか、日常で気をつけるべきことは何か情報を知っておきましょう。

脂漏性皮膚炎の原因は？

まだはっきりとした原因はわかっていないと言われていますが、直接的な原因はマラセチアという真菌が脂漏性皮膚炎を起こしていると考えられています。

マラセチアは皮脂が好きな菌で、汗や皮脂が増えると同時に増え、炎症を起こすとされています。

どちらかというと男性が脂漏性皮膚炎になりやすいと言われ、生後2か月までの乳児と、30～40代で発症することが多いと言われています。

また、脂漏性皮膚炎は別名脂漏性湿疹ともいわれ、顔だけでなく、頭皮や耳の後ろなどの皮脂が溜まりやすい箇所に炎症が起きることもあります。

1. ストレスを溜めない

皮脂を溜めやすくなってしまう原因の一つがストレスです。

ストレスをなるべくため込まないように、そして適宜発散できるよう自分なりのストレス発散方法を見つけておくことが大切です。

2. バランスの良い食事を摂る

糖質と脂質を摂りすぎてしまうと皮脂腺を刺激してしまい皮脂の分泌を増やしてしまうため控えめにしましょう。

代謝ビタミンと呼ばれるビタミンB群を積極的に摂取すると皮膚機能を正常化に近づけてくれます。

3. 質の良い睡眠をとる

寝不足はお肌の抵抗力を下げてしまうため、睡眠をしっかりととりましょう。

お肌の抵抗力が下がると皮脂が溜まりやすく脂漏性皮膚炎が悪化してしまう原因につながります。

4. 肌を清潔に保つ

脂漏性皮膚炎は、皮脂が多い状態にあるため、常に余分な皮脂を取り除き、清潔にしましょう。

入浴はシャワーだけで済ませず湯船につかるなどすると全身の血行も良くなります。

肌に直接触れる、シャンプーや洗顔料、ボディーソープなどが肌に合わない、または洗い残しがあるということも脂漏性皮膚炎を悪化させる原因の一つとして考えられていますので洗うときはすすぎまでしっかりと行いましょう。

日常のケアで緩和はされますが、一刻も早く治したい脂漏性皮膚炎は早めに皮膚科や美容クリニックへ相談することが大切です。

一般的にはステロイド外用薬などで治療されることが多いですが、お肌の状態によっては、肌の生まれ変わりを促進する美容ケアなどを施術していく場合もあるでしょう。

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