シミと一口に言ってもいろいろな種類があります。
その中でも老人性色素斑と呼ばれる種類が一番多いシミのタイプと言われています。
老人性と聞くと晩年のことと思われがちですが、20代を過ぎてくると肌表面に現れてくるリスクは誰にでもありますので、原因やケア方法を知って早めに対策しておきましょう。
老人性色素斑の原因は？
老人性色素斑は、シミの代表的な原因、紫外線が一番の原因で起きるシミの1種です。
別名、日光黒子とも呼ばれています。
紫外線を浴びることによって肌が自らを守ろうとメラニン色素が生成されます。
本来、肌のターンオーバーで自然に排出されるメラニン色素が排出されずに残ってしまったものがシミとなって肌表面に現れてしまいます。
老人性色素斑と言われているのは、年齢を重ねるとメラニン色素の排出が若い時に比べてされにくくなり、年齢が上がるほどリスクが高くなるためそう呼ばれています。
老人性色素斑ができないよう気をつけること
1. ターンオーバーを正常化させる
バランスの良い食事を摂る、良質な睡眠をとる、ストレスを溜めない生活等の生活習慣を整えることは何においても必要なことです。
その他、ターンオーバー周期を乱れさせる原因として、紫外線による刺激、スキンケア方法が適切でないことがあげられます。
メイクや汚れをきちんと落としきれていなかったり、逆に洗いすぎて乾燥しても肌が修繕しようと肌のターンオーバーを乱す原因になります。
2. とにかくUV対策
外出するときに帽子やアームカバー、サングラス等の紫外線から肌を守るグッズを活用しましょう。
春夏秋冬、紫外線は浴びる可能性があるため、毎日紫外線対策をすることが大切です。
日焼け止めは汗やこすれ等で落ちてしまうことがあるため、こまめに塗り直すことも大切です。
3. 浴びた紫外線のケア
火照るほどの日焼けをしてしまった場合はまず冷やすことが大切です。
その後に、保湿ケアを徹底しましょう。
紫外線を浴びることで肌が反応して乾燥を招いてしまうためです。
美白化粧品やシミのケアに適した化粧品で、メラニンの阻害したり、排出を促すケアを行いましょう。
老人性色素斑ができてしまったら？
日々のシミケアをしてもできてしまった老人性色素斑は、医療機関や美容外科などでレーザー治療や、内服薬での治療が有効です。
できてしまった老人性色素斑の深さで治療方法は変わりますのでまずは相談をしてみるのが良いでしょう。
シミとして肌に現れる前に日々の紫外線対策とスキンケア、そして生活改善が大切ですね。
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