たるみは年齢を多く見せてしまう原因の要素です。
お肌のハリや弾力を保っている真皮の働きや構造を知り、たるみにつながらないようケアを心がけましょう。
真皮たるみの原因は?
皮下組織や筋層の他に、表皮と真皮の2重構造になっているお肌。
お家で例えると、表皮は外からの刺激等をブロックする外壁のような役割をしていて、真皮は基礎や柱などに例えることができます。
真皮は、表皮や皮下組織を支え、肌のハリや形状を保っています。
その真皮は弾性線維やコラーゲンなどで形成されていて、加齢や生活習慣の乱れによって、真皮の役割を担う構成物質が減ってきてしまいます。
そうすると真皮がたるんできてしまうというわけです。
真皮たるみができないように気をつけること
年齢とともに生成が減ってしまうコラーゲン同士を結び付けるタンパク質のエラスチンを増やすようにすることが大切です。
エラスチンを増やしたい場合は、コラーゲンを摂取することが大切で、体内、体外的に摂取するようにしましょう。
スキンケアにコラーゲンが含まれているものを使用したり、コラーゲンが含まれている食品を積極的に食事で摂るといいでしょう。
また、コラーゲンの生成をサポートしてくれるビタミンCや鉄分もプラスするとより効果的です。
お肌のハリを保ってくれる物質の一つ、ヒアルロン酸は真皮の構造を安定させてくれるムコ多糖類ですが、これは体で自然に増やすことができません。
食べ物で摂取する、サプリメントなどで摂取することが必要です。
食べ物からの摂取は、鶏の手羽、軟骨、豚足、ウナギ、オクラ、納豆などにも含まれているため積極的に毎日の食事に取り入れるのがおすすめです。
ケアは何をすればいい?
たるみが気になってきてしまった場合にも、真皮を維持する組織を守るために保湿ケアはしっかりと行いましょう。
乾燥しやすい季節は、洗顔料を使用せず水やぬるま湯だけで汚れを洗い流すだけでもOKです。
肌を清潔にした後はコラーゲンやヒアルロン酸が含まれているスキンケア商品でしっかり保湿をしてくださいね。
できてしまったたるみには、美容クリニックなどで施術が受けられるヒアルロン酸注射が有効です。
たるみの起きやすいほうれい線や口角の部分のリフトアップに即効的で目に見えて効果があります。
また、注射などを懸念されている方は、肌の表皮や真皮まで超音波で熱エネルギーを加えてお顔のリフトアップへつなげる施術などもあります。
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