お肌には大敵の紫外線。
肌トラブルのほとんどに悪影響を及ぼしてしまう紫外線は、お肌をたるませてしまう原因のひとつでもあります。
とはいえ、外出には年中つきまとう紫外線をどうやって気をつけたら良いのか詳しく見ていきましょう。
紫外線たるみの原因は？
太陽の日射で発せられる、目に見えない光線である紫外線を浴びてしまうことによって肌が乾燥したり、メラノサイトが活性化し、シミができてしまうことはよく知られています。
ではたるみはどうして起きるのでしょうか？
紫外線にはUV-AとUV-B、UV-Cの3種類がありますが、波長の長いUV-Aが肌の奥まで達してしまうと真皮の構造を支えているコラーゲンやエラスチンが破壊されてしまいます。
また、コラーゲンやエラスチンが生成される線維芽細胞まで傷ついてしまうためお肌の弾力やハリをもたらす機能を阻害してしまうためたるみへとつながってしまうのです。
紫外線たるみができないように気をつけること
紫外線予防はとにかくUVケアが必要になります。
まず紫外線を極力浴びないことです。
外出時は帽子や手袋、日傘などを着用し、毎日のスキンケアには日焼け止め、また、UVカット効果のある化粧下地などを取り入れましょう。
また、UV-Aは窓ガラスやカーテンさえも透過して肌に届いていしまうと言われているため、家に居る際も取り入れた方が良いでしょう。
日焼け止めは、UV-Aを防ぐPA値、 UV-Bを防ぐSPF値を見て、シーンによって使い分けることが必要になります。
PA値は＋から始まり、最高は＋＋＋＋、 SPF値は10～50＋まであります。
どちらも最高値でマリンスポーツや、日中炎天下で進める作業やレジャーなどに向けた数値になっていて、数値が高ければ高いほど肌への負担も大きくなりますので、皆さんが活動される内容によって使い分けるのがおすすめです。
また、日焼け止めは汗や摩擦などで落ちてしまう可能性が高いため、2～3時間おきにこまめに塗り直すことが大切になります。
ケアは何をすればいい？
もしも紫外線を無防備に浴びてしまったとき、火照りを感じる場合はまず優しくしっかりと患部を冷やしましょう。
そのあとは、紫外線の刺激によって肌が乾燥してたるみへとつながってしまうため、肌を清潔にした後、きちんと保湿することが大切になります。
保湿と合わせて、ヒアルロン酸やコラーゲンが入った化粧品でケアすることでたるみ防止につながります。
また、日常の規則正しく栄養バランスのとれた食生活や、質の良い睡眠はどんな肌悩みにも有効ですので皆さんの生活も見直して体内外から見直してケアしてみてくださいね。
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