春先は、冬の寒さが緩んだことでお出かけ本格シーズンですが、うっかりの乾燥リスクが高い季節でもあります。
しっかり対策をとって美肌を保ちましょう。
乾燥がお肌にもたらす影響は？
お肌に適正な水分が保たれないと、お肌自身が黄色信号を出しターンオーバー周期が乱れるだけでなく未熟な状態で角質細胞が作られるようになります。
このような流れができてしまうと、未熟な角質細胞はバリア機能や水分を保持する能力がない状態なため、さらにお肌が乾燥するという悪循環を招いてしまいます。
つまり、お肌の乾燥はさらなる乾燥を招き、乾燥が原因で起きる乾燥ジワや、バリア機能が低下していることでおきる肌あれ、くすみなどが起きてしまいます。
春に起こる乾燥リスク
1.強い風
春一番を含めて、春は風が強い季節として知られ、冬の終わり2月から4月にかけてが特に風が強まるシーズンになります。
強風はお肌にとって刺激になってしまい、乾燥して、お肌が硬くごわついた感じとなってしまいます。
朝の洗顔後の化粧水と乳液の基本ケアは欠かさないようにし、日中も強風に当たるような環境にある場合は、適宜、保湿ができるスプレータイプのケア用品でバリアするのがおすすめです。
2.黄砂や花粉などの飛来物によるアレルギー
春の強い風に乗って飛来するのが黄砂や花粉。
これらはアレルギー成分となってお肌にかゆみをおこしたり、湿疹をおこしたりしてしまいます。
強風で乾燥し、バリア機能が低下したお肌にアレルギー反応を起こして、さらにこすったり鼻をかんだりすることで、さらに肌への刺激で肌荒れを助長してしまいます。
マスクの使用や、メイク後のお肌に、花粉や黄砂などの付着を緩和してくれるスプレーなどを利用するのも手です。
3.紫外線
まだ気温も低く、風も強いために暑さを感じない春も、紫外線量は夏とほぼ変わらないと言われています。
また、コラーゲンやエラスチンで構成され、ハリツヤを保つお肌の線維芽細胞を破壊してしまうと言われているUV-Aは4月から一気に増加すると言われています。
つまり、春霞と言われ、ぼやっとした見通しが良くないお天気が多い春でも、紫外線対策をしっかりと行わなければいけないのです。
紫外線はシミの一番の原因ですが、お肌の乾燥を招く大きな原因でもあります。
例え室内であっても日当たりが良い場所では紫外線の影響を受けるため、室内外問わず、日常のケアに紫外線対策を取り入れましょう。
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